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      SF小説

                                    異空の神

第1巻



最 終 章



暗殺阻止


翌朝・・・家の電話が鳴る音に目を覚ましたブライアンは急いで受話器を手にした。
エリザベスのモーニングコールだ。
エリザベスは夕刻自分のコンドミニアムに戻りたいということだった。

ブライアンはオフィスからの帰り、
リムジンのドライバーにエリザベスのところに送らせるべきか考えたが、
その必要はないことに気がついた。
昨日の朝もエリザベスに電話で言ったとおり、いったんB/Lハウスに戻り、
その後エリザベスの所に瞬間移動すればいいことを忘れていた。

簡単に朝食を済ませ、1階に降りると、リムジンは時間どおりに車寄せで待っていた。
ブライアンが29階のオフィスに到着したのは、午前9時前だった。
スーザンが「会長  お早うございます」と迎えてくれる。
会長室には数紙の朝刊が並べられていた。
「全米工業生産上向く」「雇用統計改善」
「中東危機再燃?」「新たなテロの動き警戒」
「大統領・今日ロサンジェルスへ・州知事選応援」といった見出しが目に付く。
実際に事業に乗り出すうえで社会、政治、経済の知識を
常に吸収していくことは必要だった。

「超能力をいくら働かせたところで知識は入ってこない」
ブライアンは元の世界での「軍人としての日頃の切磋琢磨」とは異なる、
考え方によってはこれまで以上に真面目な努力を必要とする世界に
飛び込んでしまったことを実感し始めていた。

午前中ブライアンはクリストファーとスーザンを会長室に呼び
今後の会社の動きについて相談していた。

当面、車のディーラー、レストラン事業の立ち上げと進めていくが、
そのためだけでも、経理担当の要員が2名、レストラン関係の進行状況、
車のディーラー立ち上げについて把握し
クリストファーを補佐していくだけの能力ある人材2名は最低限必要だった。
人はいくらでも居るが、優秀な人材となると、難しい。

午前いっぱい掛かった真剣な話し合いのあと、
ブライアンは二人にいくつかの指示を出しそれぞれの行動に掛かるよう命じた。
スーザンにも当面、秘書として、常にデスクに居ることは要求せず、
必要のときには人と会うための外出を許すことにした。
まだ仕事が廻り始めていない現況では仕方がないと思ったのだ。
午後になり「トップが訳も分からず遊び歩いていたのでは問題だ」
「そう考えると気ままに外出も出来ない」
という思いで部屋に閉じこもったブライアンは、
ビジネスマンとはこんなに退屈なものかと感じ始めていた。

突然ブライアンの頭の中で、恐ろしいほどの苦悩の呼びかけが響いた。
ブライアン自身何がなんだかわからず。心を鎮めながら、意識をめぐらせていた。
エリザベスではなかった。
レストランの隅に目立たぬよう一人か二人用の小さなテーブル
に向かっている女の姿が浮かんだ。

ダリヤだった。
何故?ブライアンの頭の中で大きな疑問符が浮かび
そしてすぐに答えが返ってきた。
あのハイジャック事件のとき、ブライアンは彼女を意識のベールで包み、
いくつもの指示を吹き込み、さらに最後は彼女の思い浮かべた安全な場所に瞬間移送したのだ。
ブライアンとの間に特殊な絆が生まれてしまったのだ。
おまけに必要な記憶の消去も行わなかった・・・・・

ブライアンの脳裏に浮かんだダリアの様子はあのハイジャック事件のときとは
全く変わっていた。
ミリタリー調の衣服はなんでもない目立たぬブルーのドレスに変わり
表情はただの怯える若い娘という感じだった。

ブライアンはインターホンでスーザンに呼びかけると
「いいというまで席を外さないように、
そして、誰もこの部屋に通してはいけない」
と命令し、ソファーに座りなおす。

「ダリア・・・・私に何かを訴えたいんだね・・・・」そっとコンタクトを開始した
ダリアがいきなりブライアンに語りかけ始めた
「貴方は・・・神?今はそれは、どうでもいい、恐ろしい事が起きそうなの」
「大変な人間を見かけたの、私が訓練を受けたとき何度も見た顔、
テロリストグループの実行部隊のトップ、普通自分自身は行動しない大物」

「君は今何処にいるんだ」
「ロサンゼルスです。シビリアンセンター近くのレストラン」
「もしかしたら、私、彼に見つかったかも知れない」
「そうだとしたら、私は組織に追われ最後は掴まえられて処刑されてしまう」
「何故またロサンゼルスに戻った?」
「これでも、ほとぼりが冷めるのを待っていたの、
私しか知らない組織の秘密資金が現金と宝石類で150万ドルにはなるだけあるの」
「死んだことになっている身で生きていくためにはこのお金や宝石が必要だわ」
「お金も宝石類も今私が持っている・・・それほど大きくないスーツケースに入れて」
「それよりも、今日この辺りに大統領が来る筈よ、彼の狙いは大統領の暗殺よ」
「彼は、あの時、我々の組織がアメリカ大統領すら、
いつでも暗殺できるという証拠を見せれば、
アメリカは大混乱するに違いないって言ったわ」

「大統領の暗殺も大変な事だし止めてもらいたいこと、
・・・でもそれ以上にそんなことがおきたら大騒ぎになって、
こんなスーツケースを持って街を歩けないし、今でももう危ないと思う」
「第一、私の手配書がまだ有効みたいなの・・・
死んだと思われるが?って疑問符のついたものが
しかるべきところにはまだ回っているらしいわ」

「あと1時間もしたらこの近くで始まる、カリフォルニア州知事候補の支持者集会に
大統領が駆けつけて彼と握手してスピーチをするらしいのよ」

「まさかこんな日にいき合わせるなんて思わなかった」
「うっかりしていたの」
「あのとき、貴方は私が本当のテロリストなんかじゃないってわかってくれたから、助けてくれた」
「私はただ、平和に暮らしたいだけ・・・・」
「何とか私を脱出させて」

「それと暗殺を止めて、本当に馬鹿げた考えだし、恐ろしいわ」
ブライアンは「そのままそこにいるように」
とダリアに語りかけ、必死に頭を巡らせた。

ブライアンにとり、ダリアを安全な場所に移動させることは大した問題ではない筈だった。
しかし大統領の暗殺というのが本当なら
「絶対に阻止しなければならない」
こちらの方が問題だった。
ブライアンは改めて、意識のアンテナを拡げ警察の動きを探ってみた。
特にブライアンの心に警報が届かなかったとおり、
大統領の警護、について支持者集会、会場周辺で緊急な連絡は交し合っていないようだった。
ただ爆発物、の可能性を考えられる不信な荷物は徹底して調べるよう指示が出されていた。
あの辺りで多額の現金が詰まったスーツケースを持ち歩くなど、狂気の沙汰だ。

「ダリア、先ず君の持ってきたスーツケースをよく見るんだ、
君の目を通して観察してみたい」
直ぐブライアンの脳裏に女物の濃いピンクのスーツケースが浮かんだ。

ブライアンはダリアを通して、スーツケースを意識のベールで包み込んだ。
そしてB/Lハウスの地下金庫室に転送した。
「スーツケースは私がしばらく預かることにしよう」
「これで不信な荷物を持ち運ぶ必要はなくなった訳だ」
「次に君は表に出てテロリストの大物を探すんだ、
大丈夫、君のことは誰も気付かないように私がしてあげられる」
「大統領の暗殺を阻止したければ、
それと今後安心して君が生きていくためにも、
その男を見つけなければ」
「君がその男を見つけてくれれば、私がその男をコントロールすることができる」
「君は私の存在とその力を知っている。
今は私を信じるしかないんだ、君が私を神と呼びたければそれでもいい」
「私に力はある、しかし全知全能という訳にはいかない」
「ダリヤ、今私には君の協力が必要だ」・・・・・

ダリヤが表の通りへ歩き出した。
州知事候補の支持者集会の会場になっていると思われる建物は直ぐにわかった。
警察官が入り口を固め、大統領の到着を待つ人々が建物の前の道路に人垣を築いている。
道路にはロープが張られ、5Mおきに警察官がそのロープの内側に立ち
群衆をにらみつけ警戒していた。

もし大統領暗殺の計画が本当にあるとしたら、何処から、
何を使って狙おうとするのか
ブライアンはダリヤに指示をだし周囲を次々とチェックしていった。
ダリアの周囲に意識のアンテナを巡らし、不穏な兆候を求めて神経を走らせた。
ダリアの目に映った黒い頬髭、サングラスの男・・・
瞬間ダリヤの神経が逆立つのが感じられた、「あの男ザヒル・アブドラだわ」・・・
「ダリヤ、彼にもっと近付け!」
「彼には、君のことは分からない、今、彼の眼に君はただの初老の夫人に見えている」
ブライアンはもう完全にザヒルの意識を捉えていた・・・
ザヒルは大統領の到着を待っていた。
しかしそれ以上に彼が気にしていたのは一人の警察官だった・・・・
実行犯は警察官なのだ、12,3歳の頃からロサンジェルスで暮らし、
両親とともに組織の最上層部から何時下されるか分からない命令を待っていたのだ。
ブライアンはザヒルの意識を通じ警察官を捉える事ができた。
問題の警察官はサンチェス・ロドリゲス警部補だった。
彼はこの警備体制のなかで比較的自由に動き回り部下の警察官に指示を出す小隊長だった。
ブライアンに計画の全容が伝わってきた。

ザヒルとその指示に従う二人のテロリストは
単に警官が最後まで計画を遂行するのを看視しているのだ。

警察官の自宅ではザヒルの部下二人に彼の妻と二人の子供が人質に取られている、
「計画が失敗したときには家族を全員殺す」
ザヒルがサンチェスに接触し、大統領暗殺の実行を求めたとき初めに口にした言葉だった。
ロドリゲス家では20数年平和が続いていた。

何事も起きない時が経過し、サンチェスの両親はこの世を去っていった。
サンンチェスは組織からの命令が一生、何も届かないこと、
自分達のことが忘れ去られている事を祈りはじめていた。

その矢先登場したザヒル・アブドラの要求と脅しはあまりにも過酷だった。
「家族を人質にとられていなければまだ何とか・・・・」
「自分が犠牲になるだけで大統領の暗殺という事態は避けられる」
サンチェスの恐ろしい程の苦悩がブライアンに伝わってきた。
ブライアンはすでにサンチェスの意識にも入り込んでいたのだ。
ザヒルは大統領が現場に到着し建物への階段を上ろうとする瞬間に
ポケットにしのばせた数個の小さな円い玉を道路に転がしてやればいいのだ、
球はライター型の起爆装置により爆発し、銃声そっくりの音をたてる。

銃を構えたシークレットサービス、警察官が
大統領を守ろうといっせいに大統領の盾になるため密集する。
そのときサンチェスもその輪に加わるのだ。
サンチェスの防弾ジャケットは高性能爆薬のつまったジャケットだ。

防弾ジャケットの起爆装置はザヒルが持っていた。
例えサンチェスがその場から逃げ出そうとしても、
ジャケットは見守っているザヒルがライターのような起爆装置で爆発させることが出来るのだ、
ブライアンはソファーの背に身をこわばらせ、
八方ふさがりと思えるこの情況に張り裂けそうなあせりを感じ出した。

暗殺は阻止できる。・・・
サンチェスをコントロールすればいいのだ・・・
しかしそれだけでは、何も事情がのみこめないまま彼も、
たまたま彼の近くに居た人間も、それに彼の家族も殺されてしまう。
ブライアンはザヒルの意識に潜り込んでみた。
起爆装置には2つの操作があり、ボタンを押すと、陽動作戦用の小さな玉が爆発する、
次に押し込んだボタンをスライドさせることにより
サンチェスが着けているジャケットが爆発する仕組みになっていた。

ザヒルの意識に潜り込んだブライアンは「暗殺計画そのものをザヒルの脳裏から消し去り
その場から立ち去らせようか」と考えてみた。

しかしそれでは、
その後のザヒルの動きをずっと監視し続けなければならなくなる。
今のこの事態はたまたまブライアンが巻き込まれ、
知ってしまったからこそ何とか解決しようと感じているのだ。
世界中のテロリストの動きに毎日神経を尖らせ意識を張り巡らせる生活は
ブライアンにとって、とても受け入れられるものではなかった。

ブライアンはザヒルに向け「サンチェスは予定にもあったとおり、
この後、建物の中を点検する命令を受けて君の視界から消えるが
何も問題はない」と強く念を送った。

ブライアンはサンチェスの意識に入り込み
「君の神は、テロリズムも人殺しも欲していない」
「今君に語りかけている私を神だと、信じること、
先ず君の家族を助けよう、それと、すべてが無事におさまった後、
君と君の家族を証人保護プログラムで保護する事を約束する」
「大統領の到着まで、まだ充分時間がある」
「君は今着ている防弾ジャケットを建物の中の警備担当と打ち合わせをする振りをして
トイレのなかに置くんだ、そうすれば私が安全な所に処分することができる」
「君が身に着けたままでは、君の肉体ごと処分する事になりかねない」

「ザヒルにはこの行動が予定に入っていると思わせておいた、大丈夫だ」と語りかけた。
ブライアンは一度建物の中に入ったサンチェスが外の警備に戻ると、
今度は人質にとられた家族の居る自宅の様子を思い浮かべるように命じた。

同時にサンチェスがトイレに脱ぎ捨てた防弾ジャケットを
デスバレーの山間に移送してやった。
サンチェスが自宅の様子に意識をめぐらすと、
ブライアンはすぐに二人のテロリストの意識を掌握することが出来た・・
これまで思っていなかったほど力を増したブライアンの念がテロリストを完全に支配していた。
一人がフラフラとサンチェスの妻に近付くと後手の戒めを解いていた。
彼女は自分で猿轡のように噛ませられていたタオルを取り去る
「私たちを如何する気?」
「今、銃で撃とうっていうの」
気丈な彼女が子供たちを守るように手を広げテロリスト達に向かい立ち上がっていく。
ブライアンに完全にコントロールされた二人のテロリストはうなだれながら、
彼女に銃を差し出し、何も言わずにいきなり、それぞれに身体を向かい合わせ抱き合う。
ブライアンは彼女に命じていた、
「ロープで二人を縛り上げ警察を呼ぶんだ、警察には、『変な二人組みの強盗が押し込んできた、
急に気が変わったように大人しくなった、訳が分からない』とだけ言うこと、
面倒なことになるからそれ以上は何も喋らないように」
ブライアンはまたサンチェスに呼びかけた「君にもわかっただろうが、家族は無事だ」
「今度は君に“大統領の暗殺”を命じた、ザヒルをなんとかしよう」
「さあ、君がザヒルを逮捕するんだ、今私がザヒルに働きかけて、不穏な動きをさせる」
ブライアンは文字通りザヒルに取り憑いていた・・・
ザヒルはいきなりロープを乗り越えポケットからあの小さな玉を取り出し、
道路に投げつけ、あのライターのような起爆装置で爆発させた。
辺りに銃声と思える乾いた破裂音が数発響き渡る。
既にザヒルの直ぐ傍まで近付いていたサンチェスがザヒルを取り押さえる
「計画を無茶苦茶にしたのはお前自身さ、
俺の家族まで巻き添えにしたりするからだ」
サンチェスがザヒルだけに聞こえるように小さく叫び、逮捕した。

そこまで見届けるとブライアンはダリアの意識を開放し語りかけた。・・・・・・
約束どおり彼女にスーツケースを返すための手立てを説明し、
すぐにまたサンチェスの意識を捉え語りかけた。
サンチェスはまだザヒルを押さえつけていた。
「証人保護プログラムの必要はなくなった」
「ザヒルはすでに君と君の家族を死亡したものとして、すべてのファイルを抹消してしまっている」
「どの道・・・・君も君の家族も抹殺するつもりだったようだ」

「それとザヒルの頭の中にあった、君や君の家族に関する記憶も消去した」
「MRロドリゲス、君は大統領暗殺を阻止した英雄になればいい」
「彼のベストの内ポケットから、軍用拳銃が見つかるだろう・・・・」

サンチェスの脳裏にブライアンの声が届く前に彼の手はその拳銃を探り当てていた。

拳銃はエリザベスのコンドミニアムから移送したブライアンの拳銃だった。

異世界からやってきた凶器にその後の捜査は戸惑わされるに違いなかった。
その後もしばらく、ブライアンはサンチェスの意識を通し事の成り行きを見守った。

大統領は無事に州知事候補の支持者集会が始まった建物に入った。
サンチェスの自宅で二人抱き合った状態にロープで縛られたザヒルの部下は
すべての記憶を失った不思議な二人組みの強盗として
近くのLAPD分署で警官達にからかわれ、小突きまわされていた。

ブライアンがスーザンに「誰も通さないよう命じて2時間近くが経過していた」
ブライアンはBL/ハウスの地下金庫室から、
会長室のソファーの脇にダリヤのスーツケースを移送した。
30分後ブライアンはスーザンを部屋に呼び
「このスーツケースを隣のモールのあのイタリアンレストランで待っている
ダリヤという若い女性に渡してください、彼女からの預かりものです、
彼女は直接私のことは知りません」
「必ず相手の『貴女がスーザン・ベーカー?重たい荷物をお願いしてすみません、私がダリヤです』
という言葉を確認してください」
「さらにスーツケースを手にした彼女がモールを出るまで見守ってください」
「余計な会話をしないように、また、もし聞かれても、
私の名前、身分を一切知らせないように、
それとスーザン、君のオフィスがこの建物だということを相手にわからせないように」
ブライアンはスーツケースが無事に手渡され、
ダリヤがタクシーに乗り5分以上走るまで慎重に意識のアンテナで追い続けた。


異空の神 続き
第1巻
最終章

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